謎ディ二次小説 2828はディナーのあとでwwww←全国のファン様すみません
“麗子には、本人に知られていない秘密がある”
驚いた。
まさか、そんな事を知らないなんて、思ってなかったから。
「影山ー」
「どうなさいました?お嬢様」
「今年は。用事はないわよね?」
「ええ。もちろんでございます」
今日はクリスマスイブイブ。…つまり、12月23日。私こと影山は、ここ、宝生家に仕えてからもう1年が経つ。
お嬢様も1年前より推理力がだんだんと上がってきて、こちらとしても嬉しい限り…ではある。
だが、去年旦那様にお嬢様の秘密を教わり、クリスマス限定の仕事が加わった。それは、
“お嬢様がご所望の品を用意する事”
だった。
仕事が増えても、まあ大して変わりはないし、褒賞グループの力を持ってすれば、『お嬢様のご所望の品』を用意する事だって造作のない事だ。
だがしかし。
その為には、早めにお嬢様の欲しい物を聞いておかなければ、用意の仕様がない。だから、聞こうと努めた。
しかし、そう易々と教えて頂けるほど、お嬢様は甘くはなかった。
「何であなたに教えなくちゃならないの?」
…これの一点張りだ。
もう、クリスマスは明後日だ。最低でも明日の内に聞いておかねば、いくら宝生グループの力を持ってしても間に合うかどうかは分からない。
しかし、お嬢様自らが話して下さらねば、この影山といえども人の心までは読めないので、お嬢様の欲する物を把握するのは難しい。
「お嬢様、そこを何とか」
「嫌よ!」
先程からこの応酬ばかりが続いている。
どうしたものか…。
いったんここで区切ります^^
続きはまた今度ってことで。
どうも空華です。
カバチの二次小説で、いっぺんに更新すると長くなる事を学んだので区切る事にしました。
多分次で終わりますのでね(*^^)v
であであ(*^^)ノシ